病院賠償責任保険 医療業務の遂行や
医療施設に起因する

対人・対物事故による
賠償責任を補償します

病院賠償責任保険とは

引受保険会社
東京海上日動火災保険株式会社
医師賠償責任保険と医療施設賠償責任保険の2つの補償を組み合わせた保険です。事故が起こった場合に保険のカバーを受けられる方のことを「被保険者」といいます。この保険の被保険者は主に病院・診療所の開設者(記名被保険者)です。また、2023年1月以降に保険始期を迎える契約については医療施設賠償責任保険の被保険者の範囲が拡大され、記名被保険者の使用人その他の業務の補助者も被保険者に含まれます。
  • (1) 医師賠償責任保険
  • (2) 医療施設賠償責任保険

(1) 医師賠償責任保険

病院または診療所の医師や補助者の医療行為が原因で、万一患者が死亡したり、後遺障害が発生したり、患者の身体の具合が悪くなった場合に、病院または診療所が患者またはその遺族に対し法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
  • 診断を誤ったため、患者の症状が悪化した。
  • 手術ミスにより、患者が重篤な後遺症を負った。

(2) 医療施設賠償責任保険

医療施設の建物・設備の構造上の欠陥や管理の不備等の医療業務以外の業務の遂行に起因して他人を死傷させてしまったり、他人の財物を損壊してしまった場合に、病院または診療所が被害者またはその遺族に対し法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害(紛争の解決のために必要な弁護士報酬等の諸費用や、法律上支払わなければならない賠償金等)に対し保険金をお支払いします。 医療施設や、医療施設の用法に伴う業務の遂行もしくはその結果、または生産物に関し、これらいずれかに伴う不当行為による人格権侵害について、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対しても、保険金をお支払します。
  • シャッターが落下して、見舞客がケガをした。
  • 病院内の食堂で提供した食事により、見舞客が食中毒になった。
  • 病院周辺にいた見舞客を不審人物と勘違いし、公衆の面前で取り押さえた。

お支払い対象となる損害

次のような損害賠償金や諸費用をお支払いします。
  • 法律上の損害賠償金
    被害者の治療費、入院費、慰謝料、休業補償等
  • 争訟費用
    訴訟費用、弁護士費用、仲裁・和解・調停に要する費用等
  • 損害防止軽減費用
    求償権の保全・行使等の損害防止・軽減に必要または有益な費用
  • 緊急措置費用
    被害者に対する応急手当や緊急措置に要する費用
  • 協力費用
    引受保険会社の要求に伴う協力費用
「病院賠償責任保険」の詳細について最新のパンフレットをご請求ください。 また、ご契約(団体契約の場合はご加入)にあたっては、必ず「重要事項説明書」をご確認ください。 ご不明な点がございましたら、弊社までお問い合わせください。
病院賠償責任保険に関するお問い合わせ・資料請求
phone0475-23-8442